2018年1月9日 (火)
皆さんは歯科医療で用いるCTと通常のレントゲン写真の違いをご存知でしょうか。町田市にも数多くの歯科医院が歯科用CTを利用していて、日夜レントゲン写真とCTを併用して治療に当たっています。CTとレントゲン写真の違いを理解し、しっかりと治療の知識を蓄えていきましょう。
CTというのは放射線の技術を利用して人体の断面を撮影する機械です。人体の内部の断面を短時間で映し出すことができるので、非常に多くの病院で使われていて、MRIと並んで広く知られている機械の一つです。放射線を用いる医療器具なので、不必要に撮影することは避けるべき検査ですが、インプラント治療ではCTの撮影することが推奨されています。
一方、歯科医療で用いるレントゲン写真というのは一般的な小さい写真やパノラマという顎を広げた形に写真を撮るレントゲン写真で、歯の状態や顎の病気を発見するのに非常に役立ちます。これらの写真の中でCTの写真はどうしても被ばく線量が多くなってしまうので、むやみに利用をするものではありませんが、インプラントという治療ではやはりレントゲン写真よりもCTを用いた方が適切な治療ができる事が多いでしょう。
被ばくと聞くと不安に思われてしまうかもしれませんが、インプラント治療で用いるレントゲン写真やCTの撮影程度の被ばくでは人体に大きな悪影響が出る事はありません。不安な事がある場合には早めに歯科医師に相談し、適切な治療を進めていきましょう。
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